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主に映画に関して書きます。Filmarks(TheHawk0356)

ゲーム・オブ・スローンズ 回顧録

Game of Thrones

刺激的な海外ドラマ

今私が見ている海外ドラマは
AmazonPrimeで配信中のドラマ
The Boys である。
今週、シーズン2の最終回が公開される
ザ・ボーイズ。
楽しんではいるのだが、シーズン2は
少し物足りない
なんというか、話が進まないし
ストーリー上の衝撃的展開のインパクトが
弱い気がする。

と、ここで私はなぜ物足りなく
感じてしまうのかを気づいてしまった。
海外ドラマの期待値を上げすぎ
しまっているのだ。
ボーイズが悪いのでない、私の意識の問題だ。

そんな私の意識を変えてしまったであろう、
ある種の問題作は何か?
それは恐らく、去年終了したドラマ、
ゲーム・オブ・スローンズだろう。
今回はこの作品を私の思い出と共に
紹介しよう。

紹介とレビュー

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ゲーム・オブ・スローンズとは

ゲーム・オブ・スローンズ(以下GoT)は
中世の様な世界を舞台にした覇権争い
海外ドラマである。
魔法やクリーチャーも登場するので、
勿論実話ベースなのではない。
だが、それでいてもまるで本物の歴史
見ているかの様な複数のストーリー
存在する。
主なストーリーは3つである。

  • 覇権争い及びそれに伴う戦争
  • 未知のクリーチャーとの戦争
  • 先代の王の子の復権

である。(こう書くと進撃の巨人ぽい?)
大きく分けてもこの3つなのに更にこの中に
サブストーリーが存在する。
その為、キャラクターがあまりにも多すぎる。

多すぎるキャラクター

ただキャラクターが多いだけならいいのだが、
人物の役割もあり、最初はかなり苦労した。
名前だけでなく、各諸名家の
関係性を知る必要がある。
だから名前は覚えられないし、
何者かも分からんので、少々辛いところだった。

しかもこのドラマは群像劇となっている為、
主人公というものが存在しない。
だから「このキャラさえ追ってれば大丈夫」
というのも通用しない。

だが、それに付いて行くことが出来れば
あとは楽しい。
お気に入りのキャラクターが出来て、
クズキャラに制裁が下る爽快感たるや!
でも、お気に入りのキャラクターが出来ても、
いい事ばかりではない・・・

容赦ない死

このドラマのキャラクターは誰だろうが
容赦なく殺される。
群像劇ながらも目立つキャラはいるが、
そんなキャラでも死ぬ。
「コイツ死んだら話どうすんだ」
というキャラも死ぬ。
株を上げた瞬間に死ぬキャラもいる。
まさに予測不可能なのである。
この「誰も死なない事を保証されない」
というのが特徴であり、緊張感をもたらす。
これが非常に刺激的であり、
GoTにハマってしまうのだ。

アクション

GoTはストーリーが全てではない。
争いの物語なのでアクションも勿論ある。
この戦闘シーンの規模が凄い。
1対1の戦闘シーンもあるのだが、
大規模な戦闘シーンがドラマレベルではない。
ロード・オブ・ザ・リングに出るような
戦闘シーンに匹敵する程のクオリティである。

エログロ

このドラマはR15である。
だから、いわゆる過激なシーン
多数存在する。
裸の女は飽きるほど出る。
むしろストーリーにチョット邪魔なほど。
あと、たまに男のケツのアップとか
ナニ(モザ有り)も出る。

暴力はヴィジュアル的なグロだけではない。
シチュエーションが過激なシーンも多数あり、
関係性を考えると怖すぎるレイプシーンから
子供の殺害など多岐にわたる。

エロはともかくこれらの暴力シーンは
それだけインパクがあり、
ストーリーにより説得力を持たせる事が
出来る要素でもあり、重要な要素の1つだと
思う。

字幕推奨

理由は2つ。

人によるんだろうけど、登場人物が多いので、
文字の方が名前を覚えられるんじゃないか?
というのが1つ目の理由。

もう1つはあるエピソードで
英語特有の演出がある事。
これはかなり衝撃的なシーンでもあり、
人によっては泣けるかもしれない。
そんな大切なシーンが吹き替えだと
意味がわからんシーンとなってしまう。
相当翻訳も考えたんだろうけど、
それでもやっぱり無茶苦茶。
私はそのシーンを字幕VS吹替の争いに必ず
理由として出す程、
海外の作品を原語版で見る重要性がわかる
シーンだと思っている。

ちなみに、吹替版は翻訳が気になったので、
わざわざ見た。

ネタバレ防止策

どのドラマにも言えるが、
ネタバレには気をつける必要がある。
ただ、このドラマはネタバレに出会いやすい。
というのも、キャラが分からなくなり調べる
という行為に出てしまうからだ。
それを調べだすと最後、
ネタバレからは逃げられない。
簡単な相関図でも危ない。
例えば私の友人の場合、
公式の画像付きの相関図を見たら
王冠を着けてる奴が変わっていた。

最大の欠点

全8シーズン。各シーズン約10話構成。
グダる事もなく、毎エピソード
刺激を与えてくれた。

ただ!
ただ!

終盤がかなり駆け足になっている。
1シーズンレベルの話を
無理矢理1話でまとめだす始末である。
これが最大の欠点である。
故に最終シーズンはめちゃくちゃ評価が低い...

だが、逆に言えば最終シーズンを除けば評価は
めちゃくちゃ高いし、実際にとても面白い。

少なくとも、シーズン6までは常に
前シーズンを超えてくるクオリティだ。
もしかすると、これらの高クオリティのせいで
終盤が良く見えなかったのかもしれない。

原作

元々はが原作。
人にもよるだろうが、本は文字だけなので、
人物を覚えられそうにないので、
手を出さなかった。
人の顔ありで覚えないとキツイのだ・・・

また、ドラマは完結しているが原作は
完結していない。 
原作が完結する事はあるのだろうか・・・?
作者はこの本以外にも、ゲームにも
関わっている。
そのゲームとは エルデン・リング
ダークソウルシリーズの後継作である。


ELDEN RINGデビュートレーラー【2019 E3】

▼文庫

電子書籍

まとめ

ここまでハマった海外ドラマは無かった。
スター・チャンネルを契約せずに
どうすれば、最速で見られるかを
調べまくった。
ブレイキング・バッド
ストレンジャー・シングスも面白かった。
でも、これほどハマることは無かった。
有終の美を飾ることが出来なかったものの、
私を楽しませてくれたのは確かであった。

あと、変なソシャゲはやってない。
バカっぽいし、つまらなさそう。
時間の無駄。
コンテンツの質を下げてる。

▼絶対にスキップしないオープニング

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▼サムネは違うがGoTへのhuluリンク
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