配信サービス4社をレビュー
配信サービス 比較
VOD / ビデオ・オン・デマンド
コロナ禍もあり、一層注目を集める
動画配信サービス。
ただ、どれがどんなサービスを提供するかは
実際使うまで分からない。
ということで、今まで私が利用したことのある
配信サービスを比較しながら紹介。
各種サービス対応状況
◎・・・最高
◯・・・良
△・・・イマイチ
×・・・最悪
Netflix | hulu | Amazon Prime |
Disney + | |
コンテンツ数 | ◯ | ◎ | ◎ | × |
配信作品の クオリティ |
◎ | △ | ◯ | ◎ |
最大画質 | 4K | HD | 4K | HD |
最大音質 | 5.1ch | 2ch | 5.1ch | 2ch |
オリジナル コンテンツ |
◎ | × | ◯ | ◎ |
月額(税込) | ¥880〜 | ¥1,026 | ¥500 | ¥770 |
TVアプリ | ◯ | ◯ | × | △ |
※音質・画質はあくまで最大。
全てのコンテンツが4Kで見られる訳ではない
各サービスの詳細
Netflix
良い点
配信コンテンツの質が高い。
様々な会社と繋がりがある為、
オリジナルコンテンツ無しでも
質の高い作品を配信できる。(例:ジョーカー)
加えて、高い資金力で作られる
オリジナルコンテンツのクオリティは
非常に高い。
実際、エミー賞やアカデミー賞に
ノミネートされた事も何度もあった。
また、検索機能が非常に使いやすい。
1つの作品内でリンクが沢山あるので、
簡単に主演俳優の出演作を見つけられる。
加えて、曖昧な検索でも割とヒットする。
そして何よりAIが優秀である。
鑑賞作品履歴やいいね履歴などから
好みの作品を教えてくれる。
また、マッチ度というものがあり100%の値で
教えてくれるので、わかりやすい。
いいねと反対のダメダメ👎もあるので、
気に入らない作品もAIに伝えられる。
悪い点
他サービスと比べると高い。
料金がホテルの様に¥880〜となっているのは
プランによって画質が異なるからだ。
プランは3つ。
- ベーシックプラン(¥880)
HD非対応
同時視聴数1台 - スタンダードプラン(¥1,320)
HD対応
同時視聴数2台 - プレミアムプラン(¥1,980)
4K対応
同時視聴数4台
オススメコンテンツ
- ストレンジャーシングス
80年代が舞台のSFホラーアドベンチャー
都市伝説やパラレルワールドといった
SF要素にスティーブン・キング作品、
グーニーズの冒険要素がうまく
組み合わさって作られている。
Netflix限定のコンテンツ。
現在、シーズン4が製作中。
- サウスパーク
このブログでも度々登場する、
コメディアニメ。
不謹慎で下品な風刺ジョークが多数登場。
だけれでも、つい笑ってしまうし、
海外のニュースや文化も学べるアニメ。
Netflixオリジナルではないが、
他では劇場版はあってもTVシリーズは
配信していない。
ただし全23シーズン中、16-22のみ配信。
- 水曜どうでしょう
大泉洋の出世作(?)のバラエティ番組。
有名な作品ではあるものの、
Netflix以外での配信は殆どない。
全エピソードではないものの
人気企画を配信しているので、
見たことない人には良いラインナップ。
hulu
良い点
日テレ傘下となっている事で、
日テレの番組の見逃し配信がある事。
また、期間が限定されるものの、
公開の近い映画の関連作を特集するので、
時にはマーベルの作品が大量に見られたりする。
なお、Huluの大元(=海外)はディズニーのものと
なっている。
悪い点
日テレ傘下なのを良いことに、
TVドラマの特別エピソードを
Huluで配信するというスタイル。
人によってはこれが特別感があり良いのかも。
だけども邦画や日本のTVドラマを見ない
私の様な人にとっては、あまり響かない。
海外製のオリジナルコンテンツも
評価が悪いとは聞かないものの、
良いとも聞かないし、あまり惹かれない。
オススメコンテンツ
- ゲーム・オブ・スローンズ
個人的に一番ハマった海外ドラマ。
ストーリーは複雑ながらも
衝撃的な展開は数多く、
アクションも映画レベルの迫力で刺激的。
どんなキャラでも容赦なく死ぬので、
全く安心できる状況がない作品。
▼紹介はこちら
- ガキの使い罰ゲーム
日テレなので見られる。
見逃し配信もあるが、
やはりスペシャルの罰ゲームが魅力的。
私は大晦日に進出する前の
ハイスクールまでが好き。
ひとりぼっち廃旅館も最高。
(特にトイレの件)
※配信してない時期あり
Amazon Prime
良い点
安いし、コンテンツも揃っているし、
オリジナルコンテンツも豊富。
配送サービスが良くなるプライム会員になると、
プライムビデオが見られる。
とんでもないサービス。
オリジナルコンテンツでは、少しニッチな
バラエティ番組が特徴的。
後述の有田のプロレスとか。
悪い点
プライム会員だからと言って、
全ての配信作品が見られる訳ではない。
あくまで、Amazonが配信している作品の一部が
プライム会員は見放題だというシステム。
なので、検索に引っかかっても、
レンタルで400円支払う必要が出たりする。
また、あるコンテンツを見るには
特定のチャンネルを登録する必要がある。
その登録には追加料金を支払わされる。
まるで、ケーブルテレビの様に。
安いように見えるだけで、色んなところで
金を搾取してくる。
記事執筆時点の話ではあるが、
TV版アプリの字幕表示が悪い。
ラグで遅れる事があるし、文字が見辛い。
文字の外周部がくろくならないので
背景が白いと文字が消失する。
タチの悪い事に字幕のスタイルを自分で
編集出来るといいつつ、
文字の外周部だけは反映されない。
文字だと説明しづらいのでiPhoneの字幕機能で
再現すると以下の通り
▼普通の字幕
▼Amazonの字幕
オススメコンテンツ
- The Boys
アメコミファン向けの過激な
大人向け海外ドラマ。
ヒーローが悪人という、
従来のアメコミ作品を皮肉る作品。
風刺も多くあり、宗教や人種も
ネタとなる事がある。
▼レビューはこちら
what-h4wk-think.hatenablog.com
- 有田と週刊プロレスと
くりぃむしちゅー有田が、
プロレスの事件や歴史を教えてくれる
番組。
プロレスファン向けに見えるが、
実はプロレスを知らない人向けの内容。
実際、プロレスを知らない芸人達が
ゲストとして多く登場する。
下ネタもなく、有田のものまねもあり、
非常に優れたトーク番組。
- ドキュメンタル
ダウンタウン松本企画の
笑ってはいけないグランプリ。
様々なスタイルの芸人達が
お互いを笑わせあって賞金を奪い合う
ハングリーな企画。
ハングリーとは言え、
売れてない若手とかは出ず、
テレビでよく見る売れてる芸人ばかり。
(制作時期は多少影響するが)
ただし、1つ大きな欠点がある。
下ネタが多すぎる。
言葉やそれっぽい仕草だけでなく、
ナニやら穴やらをよく露出するので、
かなり下品。
しかも地上波でないのでモザイクも薄め。
全編下ネタという訳ではないが、
かなり注意が必要。
Disney +
良い点
他のサービスであまり見られない
ディズニー権利のコンテンツが定額で見られる。
ディズニーの傘下となっているコンテンツが
見られるので、
の作品達が見られる。
勿論ディズニー製作の作品は殆ど見られる。
古い短編作品も見られるので、
大人は自分の子供の時によく見た作品達に
また出会える。
悪い点
ディズニーの関係する作品しかない事。
なので、沢山ある様で全く知らない作品も
いっぱいあるので、有名どころを見尽くしたら、
見るものが無い。
なので、マーベル見たい!と思っても、
全て見たらもう終わり。
上に示したディズニー傘下のコンテンツで
1つでも興味のないジャンルがあれば、
契約は避けるべき。
しかもFOX系がかなり少ない。
マーベルでもデッドプールとXMENはない。
グレイテスト・ショーマンに
ボヘミアン・ラプソディもない。
キングスマンもない。
あるのは今更感が強すぎるアバター。
また、海外と提供サービスが異なる。
海外は映像は4K対応しているし、
音声も5.1ch対応。
これではせっかくのスターウォーズや
マーベルのスピンオフなどの
オリジナルコンテンツが勿体ない。
ただ、対応してない代わりに海外より少しお安
日本は今後、映像や音声も対応予定らしいが、
その場合は、値上げが起きるだろう。
また、記事執筆時点の話だが、
TV番組アプリのアクティベーションが
うまくいかない。対応中といいつつ、
いつまで経っても終わらない。
オススメコンテンツ
- シンプソンズ
元々はFOX傘下のコメディアニメ。
Netflixの時に紹介したサウスパークの様に
風刺ネタや、多少の下ネタはあるが、
直接的でないし下品というには程遠い。
また、家族愛などもテーマの1つなので、
過激ばかりではない。
加えて、ジョークは非常に分かりやすく
日本人でも問題なく楽しみ、
大笑い出来る。
執筆時点ではシーズン6まで配信中。
なお、劇場版はつまらない。
まとめ
個人的にはNetflixがオススメ。
映画から海外ドラマまで充実しているし、
オリジナルコンテンツも質が高い。
料金は少しするが、スタンダードなら
他と大体同じなのでHDで見られるし充分。
特にAIが優秀なので、新しい作品も見つけられ、
検索機能も充実。
もし悩むならNetflixとAmazonを併用すれば、
オスカー受賞作から下品なバラエティまで
見られて、配送もお得なので家での生活が
快適になる。