【レビュー】LEGO スター・ウォーズ / ホリデー・スペシャル
LEGO スター・ウォーズ / ホリデー・スペシャル
スター・ウォーズ 最新作 !?
スターウォーズの最新作と言えば？
エピソード9？マンダロリアン？
人によって定義は異なるだろうが、
この作品も最新作と言える。
レゴのスターウォーズだ。
今回はディズニープラスで配信されたばかりの
ホリデー・スペシャルをレビューしたいと思う。
レビュー
レゴ
キャラクターに道具のほとんどが
レゴのCGアニメ作品。
とは言え、レゴムービー程の予算はないので、
地面やエフェクトなどの環境物は
レゴで表現されていない。
悪い言い方をすれば低予算である。
だが、キャラクターは全てレゴだ。
これだけでスターウォーズを
完全なコメディ作品に仕上げる事ができるので、
レゴは優秀な素材である。
ストーリー
ホリデイシーズンの精神を説く為に、
過去〜現在のスターウォーズの絆を
描くところがすごくいい。
タイムトラベルをただの各作とのコラボで
終わらせてない。
レゴなのでやりたい放題できるが、
ふざけすぎずに、歴代のマスターとパダワンの
関係性が微笑ましく描かれている。
スターウォーズファン向けのネタ
良くも悪くも、この作品を楽しめるかの要。
EP1〜9にマンダロリアとスターウォーズの
全てが詰め込まれている。
例えば、キレて暴れるカイロ・レン。
倒置法が多いヨーダ。
話が被るクローン・トルーパー。
ブルーミルク...などなど、
ファンであればあるほど、楽しめる。
ファンの中でネタにされてる事を、
公式なのにジョークとして
登場させているのがいい。
1つ挙げよう。スターウォーズには
こんな批判がある。
EP4でハンがグリードを撃つシーン。
オリジナルではハンしか撃っていなかった。
しかし、特別編からCG編集で
グリードが発砲する描写が追加され、
グリード→ハンの順に撃つように変更された。
これはルーカスが、ハンが残酷に見える
とかいう様な理由で変更された。
しかし、ファンが納得いかず、
常に批判の的とされている。
特別編以降は発砲のタイミングが少しずつ
近づいている。
編集版はハンの首に注目。キモい動きをする。
と言う話がある。wikiにも記事がある程である。
そしてこの作品、若いハンと老いたハンの
会話がある。
その中で
「お前が先に撃て」という発言があり、
そういう意図があるのか気になった。
ただ公式に止められたのか、
ヨーダとチャイルドの出会いはない。
マンダロリアンの今後に響くのだろうか。
声優
英語で見たが、結構本物に似ている。
日本語は知らないけれど、英語で聞くと
この声を聞くのも面白い。
また、さっきも挙げたように、
ヨーダの倒置法を聞くのは心地よい。
まとめ
1時間もないので、すぐ見られる。
レゴだからと敬遠せずに暇潰し程度に
見てみるといい。
自分がスターウォーズが好きならば、
どれだけネタを見つけられるかを
試してみると良い。
小ネタ
元ネタのストーリー
今作のストーリーはレイのタイムトラベルが
メインで、同時進行のサブストーリーとして、
ライフ・デイをチューバッカの親戚と
祝うというものとなっている。
実はこのサブストーリー、元ネタがある。
EP1が出る前に、TV映画として
「ホリデー・スペシャル」たるものが
既に存在していたのだ。
しかも、今回のようなアニメでなく、
実写でしかもルークやハンなどが
同じ俳優で出てくる豪華なものだ。
ストーリーもウーキー族のライフ・デイに
関するものとなっており、
今回のレゴと全くと言って良いほど
同じストーリーだ。
しかし、この作品はディズニープラスでも
配信されていないどころか、
知ってる人もそもそも少ない。
何故か？それはあまりに出来が悪く
ほぼ公式で黒歴史と認定されてしまい、
封印に近い形となっているからだ。
以下の動画において、外国人がキレながら
解説してくれている。
ホリデー
この作品はホリデー・スペシャルであって、
クリスマス・スペシャルではない。
雪が降ったり、プレゼント貰ったり、
飾りもクリスマスっぽいのに。
これは、宗教への配慮だそうだ。
あくまで、クリスマスはキリスト教の行事で
ある。
更にほぼ同時期に他の宗教でも
お祝いの行事があったりするし、
行事がなくともキリスト教以外の宗教を
信仰してる人も少なくない。
ちなみに、ユダヤ教ならハヌカーという
行事があるらしい。(サウスパーク情報)
故に、クリスマスという言葉を使うと
キリスト教に限定してしまう様な
言い方になってしい、他の宗教への配慮が
無くなる。
その為、この辺りの時期を
ホリデー・シーズンと呼ぶそうだ。
クソダサセーター
クリスマス頃に、クソダサセーターを着よう!
というジョーク文化が欧米にはあるそうだ。
この作品内でも、ポーやベイダーが
ダッサイセーターを着ている描写があるが、
このジョーク文化が反映している
というわけだ。
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