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2021年のアカデミー賞がつまらなさそう

2021 アカデミー賞

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アカデミー賞

例年より遅い、4/26に行われる今年の
アカデミー賞

去年のアカデミー賞は非常に良かった
小難しいメッセージ性ばかりの映画でなく、
エンタメ性の高い映画が多く、
どの映画もとても面白かった。

そして今年のアカデミー賞である。
コロナでかなりの映画が延期されてしまい、
多くの映画が延期されたのは分かる。
だからと言って、このノミネート作は・・・

第92回アカデミー賞

まずは去年のアカデミー賞を振り返る。

作品賞は外国語映画初の受賞である、
パラサイト」である。
それに対抗する作品は
1917」「ジョーカー」「ワンハリ」などが
並んでいた。
コレらは、メッセージ性も確かに含んでいた。

しかし、サスペンスやスリラー、アクションが
要素としてしっかりと取り入れられていた。
なので、メッセージ性を完全に無視して見ても、
エンタメ性が残り、十分に楽しめた。

いつもは差別や病気とかや実際の事件が題材で、
メッセージ性が非常に高く、
エンタメ性が低く感じた。
極端な話、説教くさい映画ばかりだった。
そんな中での去年のアカデミー賞だった。
私は今後のオスカーが一般人も楽しめる映画
ノミネートしてくれる様になると、思っていた。

第93回アカデミー賞

そして、今年のアカデミー賞である。
ノミネート作を見たところ、例年以上に
知らない映画ばかりだった。
作品賞にノミネートされている作品を
いくつかチェックしてみよう。

ノマドランド

家を持たず、車で生活する人々を描いた作品。
主人公が近年起きた数々の問題により、
家を失ったという部分は、社会問題を含む
作品に思える。
調べても「特別な力」の没入感とか、
自然の映像美とか、なんだか曖昧な表現で、
芸術性が高い映画に思える。

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マンク

実在の人物を描いた作品。
市民ケーン」で有名なオーソン・ウェルズ
・・・でななく、脚本家の人物を描いた作品。
Netflixで配信中。

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サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ

邦題でなんとなく分かる通り、
聴覚が不自由な人物を描いた作品。
邦題のサブタイのお陰で、
メタル系の音楽映画と思ったら
小難しいドラマだった!
という間違いは減ってそう。
良くも悪くも作用する邦題。
アマゾンプライムで配信中。

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Judas and the Black Messiah

実際に起きた事件がベースの映画。
Blackという単語で分かる通り、
黒人が関係している。

主演の俳優は、「ゲット・アウト」や
「ブラック・ミラー」出てたけど、
メッセージ性の高い作品が好きだね。

youtu.be

ミナリ

韓国系移民を描いた作品。

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共通点

どれもドラマ系作品だ・・・
パラサイトのようなサスペンスも、
ジョジョラビットのようなコメディも、
1917のようなアクションも、
ジョーカーのようなスリラーもない。

更に、どれも社会問題やら人種に病気や、
実際の話がベースだったりする。
どれを見ても、気分が落ち込みそうだ。
しかも、どの作品も全然CMもやってない。
誰も知らない作品ばかりである。

メッセージ性

別にメッセージ性が悪いと言ってるわけでも、
芸術性が不要と言いたいわけでもない。
ただ単純に、選ばれた作品が一辺倒すぎる。

映画の祭典みたいな事を言いつつ、
実際に楽しんでいるのは映画に関わる者達だ。
私達のような映画に何の関わりもない、
普通の人に売る事を対象に作っているくせに。
去年は様々なジャンルで、
芸術性やメッセージ性抜きにしても楽しめる
作品だったので、尚のこと今年が目立つ。

コロナの影響

しかし、ノミネートがこんなに一辺倒なのは
アカデミー賞の選考委員が悪いわけではない。
コロナで多くの映画が公開されなかった事
1番の理由だろう。
もしかすると、007やブラック・ウィドウは
凄い出来が良く、ノミネートの可能性も
あるかもしれない。

じゃあ、コロナが悪い!と結論づけたいが、
そうも思わない
そもそも、公開された映画の数が少ないのに、
何故開催するのか?という話である。
劇場公開をノミネート条件に含まないという
特例があるとは言え、それでも少ない。
劇場に拘る監督もいるし、
配信での収入を否定し、
延期した映画は数多くある。
例年より遅めの開催と言いつつ、
たかが2ヶ月そこらの延期である。
2ヶ月の延期でコロナが変わるのかと?

これならむしろ、時期を年末ぐらいまで
延ばすとかあったのでは?
多くの映画が半年以上延期してるのに、
アカデミー賞が2ヶ月では計算もおかしい。

まとめ

誰も知らない映画ばかりのアカデミー賞
去年の様な様な、娯楽性の高そうな映画は
少なく見える。

更に、人種問題もいっつも抱えている祭典。
考察も難しい心理描写も、
美術2には理解できない芸術性も不要で、
娯楽として楽な気持ちで映画を見たい

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