What Hawk Think...

主に映画に関して書きます。Filmarks(TheHawk0356)

オスカー受賞作はつまらない

アカデミー賞

f:id:hawk0356:20200708221025j:image

受賞

誰もつまらない映画は見たくない。

その為に、鑑賞前にレビューサイトを
チェックするのだ。
ただ時には、それ以外の要素もチェックする。
そう、「受賞歴」だ。

例えば野球で知らない選手であっても、
ベストナインやGG賞に
選ばれた選手であれば、
「この選手は実力があるんだな」と
試合を見ずとも思うだろう。

映画に限った話ではないが、
賞をとれば「素晴らしい」と
勝手に感じてしまうのだ。

そういう訳で時に、
アカデミー賞ノミネート作を見てみると、
まさかの
「何が面白いんだ...?」
「なんだこのオチは...」
という感想が出てくる事がある。
これが長い映画だったら、
他の事も出来たのに!!と
後悔も生まれることだろう。
直近で言えば、
Netflixの「アイリッシュマン※」で
感じた事があるかもしれない。
※3.5時間もあるマフィア映画。
批評家に絶賛された

何故、品質を保証されたはずの作品が
クソに見えてしまうのか、
自分はこう推測する。

投票者

アカデミー賞を選ぶのは
誰でもできる訳ではない。
アカデミー会員になれば、投票できるのだ。
もっと大きな括りの中で言うと、
映画業界で働く人」に投票権があるのだ。
先の野球を例にとると、「選手間投票」
というやつに似ている。

これがどういうことかと言うと、
「映画業界の人間」と私の様な一般人では
映画への向き合い方あるいは見方が
大きく異なるのだ。
私がどれだけアベンジャーズで熱くなろうが、
映画人達にとっては
「よくあるアクション映画」程度にしか
見えていないのかもしれない。
また、演技の良し悪しぐらいは分かっても、
カメラワークの斬新さを理解する知識
メッセージを読み取れる感性も私達には
備わっていない。
実際、批評家の点数と私達とでは
食い違いが起こる事がある。
これは、「映画を選ぶ」という点で
大きな違いがある。
私達は好きな映画を選んで見る事が出来るが、
批評家は出来ない。
好みの作品のみを見てばかりでは偏りが
出てしまうからである。故に彼らは選べず
様々な映画を見続けることで金を稼いでいる。
そのように偏りなく映画を見る(見せられる)
ことで映画人独自の視点が作られていくと
考えられる。

異なる視点以外にもアカデミー賞を取る作品を
楽しめない要素がある。
それはアカデミー賞を取る映画には
傾向があるからだ。
恐らく、この傾向と自身の好みが
一致しない故につまらなく感じるのだろう。

メッセージ

その傾向だが、「ボヘミアン・ラプソディ
の様なマイノリティ要素はアカデミーに
好まれやすい。
また「ジョーカー」の様な社会問題
テーマに含むものだ。
これらの要素を含む映画は
メッセージ性が強く、エンタメ性が低い事が
多々ある。
アメコミ映画の様に
「観客が見たいものを作る」というより
「観客に見せたいものを作る」という
思考の違いが感じられる。
※マイノリティを嫌悪している訳ではない。

まとめ

以上が、アカデミー賞の受賞作が
つまらないと感じる理由の私の推測である。
加えて、個人的イメージとして
以下の監督の映画はメッセージ性が強くて
つまらないイメージを持っている。

また、以下の監督は芸術性が高く、
つまらなさを感じる以前に理解し難いと
感じた。

以上の監督の映画を見る際は、

個人的に覚悟を決めて見るようにしている。
全てがつまらない訳ではないが
(シャイニングは大好き)、
見た時はきっと
解説なしでは映画を理解するのは難しい
ことがある。

しかし、2019年のアカデミー賞ノミネート作は

とエンタメ性が高い作品が選出されており、
これからアカデミー賞が変わっていくのかも

しれないと思った。
(リンクは私のレビュー)

 

 

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村